教員の紹介

更新日： 2025年04月01日

専門領域

比較文化研究

研究テーマ

異文化コミュニケーション、比較文化論、国民アイデンティティ、地域メディア分析、日露交流、日本におけるロシア語教育

研究の内容を表すキーワード

アイデンティティ、日露関係、領土問題、内容分析、ロシア語教育

研究の詳細な内容

　博士課程は、国民と地域レベルのアイデンティティの関係（特に日本とロシアの辺境の場合）を中心に研究していました。「自」と「他」という存在論コンセプトを基本にしたアイデンティティモデルを用いて、いくつかの地域（モスクワ・東京・北海道・サハリン州）のメディアにおける国民アイデンティティと「他国」に対するイメージを分析していました。

　現在、日本とロシアの地域交流事業及び日本国内におけるロシア語教育（特に発音指導）について研究しています。

略歴

2014年9月　名古屋大学大学院国際言語文化研究科　修士学位　（専攻：比較言語文化）
2019年3月　北海道大学大学院教育学院　博士後期課程　（専攻：多元文化教育）
2019年4月　北海道大学メディア・コミュニケーション研究院　助教
2022年4⽉　北海道⼤学メディア・コミュニケーション研究院　准教授

主な研究業績

1. Buntilov, Georgy (2016). Common Narratives in Discourses on National Identity in Russia and Japan, Asian Philosophy, 26:1 (2016), 1-19, DOI: 10.1080/09552367.2015.1136199
2. Buntilov, Georgy (2017). The Kuril Islands/Northern Territories dispute: A comparison of local news reportage in Sakhalin and Hokkaido, Electronic Journal of Contemporary Japanese Studies (ejcjs),17:3, (2017). Online. http://www.japanesestudies.org.uk/ejcjs/vol17/iss3/buntilov.html
3. ロシアと東アジアの国々:国境を超えた地域と人々 (担当:共編者(共編著者), 範囲:共編、共著、分担執筆) 北海道大学メディア・コミュニケーション研究院 2021年3月.
4. Buntilov, Georgy (2023) “3 Yapontsy i rossiyane v natsional’nykh novostyakh: Moskva, Tokio, Sakhalin, Hokkaido”, 257-274 in Russia and the Countries of the APR: Migration Processes and Problems of Intercultural Communication. Russia in Asia.　Editors S. Paichadze, I. Waldman, E. Krasilnikova, and S. Storozheva, Siberian State University of Telecommunications and Information Sciences, Novosibirsk, 2023 (ロシア語).
5. サヴィヌィフ　アンナ、ブンティロフ　ゲオルギー（2024）「ロシア語教師と学習者の視点で見るロシア語発音指導における課題と効果的な指導方法）」『ロシア語教育研究』第３号（通算15号）60-96（ロシア語）.

担当する授業

多文化理解論（教育学院）
ロシア語必修科目（全学教育）
ロシア語演習　会話、発音、総合（全学教育）

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