北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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子ども発達臨床研究センター

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子ども発達支援研究部門

 現在の日本社会では、人が安心して生活し、育つための基盤的条件がゆらいでいるといわれています。本研究部門は、2011年度から2013年度の3か年、人間発達とコミュニティ発展の総合的な支援モデルを志向した「発達支援学プロジェクト」を展開し、従前の発達心理学を基盤とする子ども発達研究部門と、社会教育学を基盤とする子ども支援研究部門を統合して誕生した、「development(発達、開発、発展)」とその「支援」に関する学際的研究の拠点です。保育・子育て支援、学校、保健・医療、子ども・若者自立支援などの現場において、対人援助実践の最前線で活躍する実践者との協働的研究を推進しています。

子ども臨床研究部門

 子どものさまざまな発達障害の実態把握やアセスメントから、具体的な遊び・学習支援・集団活動まで、おもに臨床心理学、特別支援教育を専門領域とする研究者が取り組むプロジェクトが展開されます。子どもたち社会性や人間関係における困難が中心である自閉症スペクトラム障害(自閉スペクトラム症)や、行動コントロールや不注意などの困難をもつADHD、読み書きなどの学習面に特異的な困難をもつLDといった発達障害の子ども達の困難の分析と臨床的対応を、現場の教師や支援者、学生や院生スタッフなどと協働のもと研究が行われます。

教職高度化研究部門

 社会の急激に変化に伴い、子どもの学びの世界にも大きな変革が求められ、知識や技能をもとに自ら課題を発見するとともに、他者と協働して解決に取り組み、新たな価値を創造することが重視されています。このような子どもの学びの世界を実現する上で、教育活動を担う教師には、より一層高度な専門性と実践力が不可欠となります。

 本研究部門では、養成-採用-研修を通して教師が成長・発達するプロセスの解明や、全国的および世界的な視野から捉えた高度な職能発達プログラム,.のモデル化、そして本学における教職課程の高度化に資する研究に取り組んでいます。

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