北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
Language
トップイメージ

国際交流

北大教育学院・教育学部ではさまざまな国際交流を行っております。

具体的な活動内容については以下をご覧ください。

・20の国・地域双方向の交流

・5つの大学との部局間交流協定

・短期留学プログラムHUSTEP

・Hokkaido Summer Institute 2016

・ESDキャンパスアジア・パシフィック2016

・留学体験記

20の国・地域双方向の交流

 北大教育学院・教育学部は創立以来世界の多くの国・地域の大学、教育機関や研究者と交流を重ねてきました。これまでにこのような実質的な交流が行われた国々は、韓国、台湾、フィリピン、タイ、インド、バングラデシュ、ミャンマ、インドネシアなどのアジアの国々やロシアを始めとする旧ソ連邦の国々のほか、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ブラジル、ペルーなど20の国・地域にのぼります。

b9865c90974852d75601d07aa74ae10e-239x300.png

 北大はアメリカのマサチューセッツ大学およびポートランド州立大学と交流協定を結び、学生派遣に関する「北海道大学U・S・Aサマープログラム」を実施しています。教育学部の学生はこのプログラムに参加して、夏の約一ヶ月間、先方の大学で勉強しながらホームステイを楽しむことができます。これ以外にも、研究のため、あるいは語学研修などで自主的に海外留学をするケースが近年目立つようになってきています。海外での見聞や経験は後の研究や職業にも大変役に立つと評判がいいそうです。

 他方、受け入れに関しては、アメリカとカナダの大学間交流協定のある10大学の学生が「北海道大学・サマーセッションプログラム」を利用して夏にやって来ます。もちろん外国から教育学部への留学生も年々増えています。

5つの大学との部局間交流協定

 国際化の進展と、それに伴う国際的な研究交流が一段と深まるにつれ、教育学院・教育学部は外国の大学との交流協定・姉妹校提携にも積極的に取り組んできました。現在北大としては20の国・地域53大学と大学間協定を結んでいますが、これらの大学間交流協定の他に、教育学院・教育学部は以下の5つの大学と学部間交流協定を結んでいます。

  1. サハリン国立大学 ロシア連邦・ユジノサハリンスク) 一年おきに双方から数名ずつの代表団を派遣し、共同研究の打ち合わせや交流活動の推進について協議しています。
  2. モスクワ教育大学 (ロシア連邦・モスクワ)研究者交流、共同研究、学術資料の交流などが行われてきました。
  3. ポートランド州立大学 教育学部 (アメリカ合衆国・ポートランド)
  4. リーズ大学 教育・社会科学・法学部 (英国・リーズ)
  5. 公州大学校 師範大学(大韓民国・公州)

北大全体としての国際化の取り組みについては、以下をご参照ください。

  • 国際交流

https://www.hokudai.ac.jp/international3/internationalization/

  • 北海道大学国際教育研究センター

https://www.oia.hokudai.ac.jp/cier/

 

短期留学プログラムHUSTEP

 1997年度以来北海道大学の国際交流の取り組みの一環として、北海道大学短期プログラム(Hokkaido University Short-Term Program)を毎年実施してきました。HUSTEPとは北大と大学間交流協定を結んでいる国々から毎年20名の大学3年生の学生を1年間受け入れて、日本語、日本文化の他に、専門分野の科目の授業を英語で行うプログラムです。教育学部も「現代の日本社会と教育」という授業科目を開講してこのプログラムに参加しています。教育学部のこの授業は日本人学生にも履修可能となっています。大学教育も国際競争になる明日に備えて、英語で様々な国・地域からの留学生と一緒に学ぶ授業を通して、教育学部の教員も学生も、「何を」「どのように」教え、「何を」「どのように」学習するかを学ぶ場になりそうです。

Hokkaido Summer Institute 2016開催期間中にオープンセミナー ワークショツプを開催します

ポスター

リーフレット表面

リーフレット中面

英語版

本年度より教育学院における全学共通授業科目、 「Summer Institute2016」(集中講義) を開設しました。

詳細はこちら(ガイダンス配布資料)

変更事項のお知らせ

2016年7月21日(木)開催のテッサ・モリス=スズキ先生による基調講演について

詳細はこちら

ESDキャンパスアジア・パシフィックプログラム2016

ESDキャンパスアジア・パシフィックプログラムとは?

教育学部では,「社会の持続可能な発展にとって教育のもつ役割は何か」を主題とした双方向型短期留学支援事業であるESD(Education for Sustainable Development:持続可能な発展のための教育)キャンパスアジア・プログラムを,韓国・高麗大学校とソウル国立大学校,中国・北京師範大学及びタイ・チュラロンコン大学の各教育学部と連携して,2011年から毎年開催しています。2016年度は,これら海外4大学にロシア・サハリン国立大学教育学部が加わり,「ESDキャンパスアジア・パシフィックプログラム」として,新たな一歩を踏み出し,北大生20名,海外生20名が参加しました。

2016年度のプログラムは,夏の事前学習により開幕し,7月20日(水)~29日(金)の10日間にわたる北大プログラムや各ホスト大学プログラムを経て,2017年2月15日(水)の参加学生による報告会をもって全日程を終了しました。

本プログラムへの参加が契機となり,各大学のキャンパス,国籍,国家を超えて参加学生が仲間と教員をお互いに共有し合い,社会の持続可能な発展のために寄与できる「グローバル人材」の育成が期待されます。

事前学習

本学で行う「ESD北大プログラム」の開催に先立ち,本プログラム参加学部生を対象とした教育学国際講義(ESD事前学習)を開講し,HUSTEP国際交流科目受講生と合同で,スーパーグローバルハイスクールである市立札幌開成中等教育学校との高大連携により同校教諭・生徒との協働開講が実現でき,英語によるコミュニケーション・プレゼンテーション力量の向上を目指した新たな取り組みを展開しました。

市立札幌開成中等教育学校におけるESD事前学習の様子

北大プログラム

2016年度6回目を迎える「ESD北大プログラム」は,Hokkaidoサマー・インスティチュート(HSI)と同期間の,7月20日(水)から29日(金)までの10日間の日程で開催しました。

初日の歓迎レセプションによりプログラムの幕が開き,2日目の午前中は,本プログラムの特徴である,学生が互いの海外大学に留学する際に生活者の視点で当地を体験できる,いわゆる「Buddy Program」によるキャンパスツアーを実施しました。また,午後にはHSI参加大学院生と合流し,オープニング基調討論において,世界の課題解決に貢献できるグローバル人材の育成にとって不可欠である「異文化理解」と「多文化共生」をテーマに議論が交わされました。

引き続き3日目以降においても,初参加のサハリン国立大学のInna Korneeva准教授による講義「サハリンにおける異文化理解の現状」と討論,また,グループワークとして課題解決型教授法(PAL:Place-based Active Learning)を用いたグローバル的思考とローカル的実践の演習など,活発な学習を実施することができました。

本プログラムのフィールドワークとして,5日目から1泊2日の日程で日高管内平取町を訪れました。この研修では,川上満平取町長より「平取町における地域振興とアイヌ政策推進の取り組み」について講演をいただきました。さらに,アイヌ文化の狩猟体験や萱野茂二風谷アイヌ資料館を訪れるなど,事前学習で学んだ内容をもとにアイヌ民族文化に対する更なる理解が深まりました。

本プログラムの最終日には,北大プログラムのまとめとして,5カ国6大学の学部生たちが5つのグループに分かれ,最終報告を行いました。報告では,テロ活動への勧誘,東アジアの戦争と対立,田舎と都市部の教育の不公平さなどを各国でも話題となる共通のテーマについて発表し,自国での現状と照らし合わせ,白熱した議論が行われました。最終グループ報告会終了後は,アジアの5大学の学生に対し,修了証書と記念品の授与が行われ,実りのある交流が達成できました。

アイヌ民族の話を聞くESD参加者

ESDプログラムの創始者である河口明人本学名誉教授を囲んで

 

海外派遣プログラム

本事業の特徴は双方向型短期留学であり,ESD北大プログラム終了後は,9月~12月に北大生が2~6名の5グループに分かれて海外5大学へ派遣されました。訪れた現地で北大生が各大学の“Buddy”と再会し,10日間のプログラムに参加しました。

北京師範大学プログラムの様子

チュラロンコン大学プログラムの様子

 

サハリン国立大学プログラムの様子

ソウル国立大学プログラムの様子

高麗大学校プログラムの様子

 

最終報告会

2017年2月15日(水)に学術交流会館において実施した全て英語による最終報告会では,北大プログラムと各大学プログラムで学習した内容について派遣グループごとに報告がありました。

派遣された各国が抱える政治的,文化的,環境的課題が紹介されるとともに,グローバルな視点に立った解決策についての提案がなされました。

さらに,事前学習で交流した市立札幌開成中等教育学校から生徒34名と教員4名が参加し,生徒による自主研究の成果のプレゼンテーションも行われました。

報告会には,ソウル国立大学校師範大学から14名の学部生・大学院生・教員,並びに平取町フィールドワークで講師を務めていただいた萱野志朗氏,貝澤太一氏,門別徳司氏が参加され,鋭い質問やコメントをいただくとともに,活発な議論が行われました。

学生による発表の様子

報告会の様子

 
・ESDキャンパスアジアプログラム2014~2015についてはこちら をご覧ください

教育学研究院・教育学院・教育学部が 韓国ソウル国立大学校師範大学と学術流会を開催

 教育学研究院・教育学院・教育学部は、1月26日(月)午後、韓国ソウル国立大学校師範大学から副学長Jeong Yong KIM教授を団長とする教員7名、同付属小学校校長・中・高等学校教員5名、同大学職員2名の合計14名を迎えて”Education and Future of Asia”と題した学術交流会を学術交流会館において開催しました。交流会に先立って、ソウル国立大学校師範大学の一行は,当日の午前中、文部科学省よりスーパーグローバルハイスクールの指定を受けている札幌開成高等学校を部局教員2名(白水浩信准教授、水野眞佐夫教授)とともに訪問し、石黒清裕校長と網谷和彦副校長による高校の概略紹介と施設・授業を見学しました。

 この後に行われた学術交流会では、小内透研究院長とKIM副学長の挨拶を皮切りに、セッション1「思春期の発達と行動」、セッション2「身体運動・スポーツと個人・社会」が開催され、各セッションでは両大学教員1名ずつの研究発表に続いて活発な質疑応答が行われました。最終セッションでは、本部局が主幹となりソウル国立大学校師範大学を含むアジア4大学(韓国・高麗大学校師範大学、中国・北京師範大学、タイ・チュラロンコン大学教育学部)との連携により2011年から実施している学部生双方向型短期留学支援事業であるESDキャンパスアジア・プログラムの成果と展望について、また、2008年より本部局の教員とソウル国立大学師範大学が中心となり毎年定期的に開催されている理科教育に関わる国際シンポジウムの実績と今後の展望がそれぞれ報告されました。

 今回の学術交流会の開催により両校の教育研究交流事業の持続的発展について合意することができ、今後の教員及び学生のさらなる活発な交流の継続が期待されます。

(教育学研究院、教育学院、教育学部)

15-photo-3

参加者の集合写真

15-photo-4

合同シンポジウムの様子(小内教育学研究院長挨拶)

教育学研究院が韓国ソウル国立大学校師範大学と覚書を締結

 7月14日(月)、教育学研究院は、韓国ソウル国立大学校師範大学と覚書を締結しました。

 本学で執り行われた調印式には、ソウル国立大学校からは師範大学(教育学部)長であるTae-Won Jun教授と副学部長Chan-Jong Kim教授が出席し、本学からは小内透研究院長及び宮﨑隆志副研究院長ほか4名が出席いたしました。

 小内研究院長とJun教育学部長の挨拶の後、覚書に署名し、記念品を交換しました。

 また、調印式終了後、両部局間の今後の交流計画について、意見を交換いたしました。本部局が主幹となりソウル国立大学校師範大学、並びに韓国・高麗大学校師範大学、中国・北京師範大学、タイ・チュラロンコン大学教育学部と毎年実施している学部生短期留学支援制度であるESDキャンパスアジア・プログラムの持続的発展について合意することができ、教員及び学生の活発な交流の継続が期待されます。

(教育学研究院、教育学院、教育学部)

photo-1

①参加者の集合写真

photo-2

②覚書署名の様子(左:小内研究院長)

photo-3

③意見交換会の様子

留学体験記

r-tit01

ハワイ大学ヒロ校への留学経験

r01

週末にハワイ島のグリーンサンドビーチで 韓国人の友人とハイキング(左から3 番目が筆者)

私は、北海道大学の交換留学制度を利用し、2013年1月~2013年12月までアメリカ合衆国ハワイ大学ヒロ校に留学しました。将来、世界中の人と関わる仕事がしたいと思い、その為に新しい常識や価値観に触れ、柔軟な考え方を身につけることが大切であると考え、留学を決めました。

1年間の留学を通して得た成果は3つあります。1つ目は、専門外の知識の獲得です。留学先では、海洋学や民族学、ハワイ語等、ハワイだからこそ学べる専門的な授業を取り、新しい世界を知ることができました。2つ目は、人脈です。現地の友人や世界中からの交換留学生との出会いは、毎日をとても充実させてくれました。また、そうした出会いが新たな出会いを生みだしてくれることも沢山ありました。特に帰国後は、国際関連のイベントや集まりに呼ばれることも多く、そこで知り合った人達にも良い刺激をもらっています。そして3つ目は、自分の世界が広がったことです。日本から遠く離れた場所についても関心を持ち、広い視野で物事を考えられるようになりました。そして、海外で生活して初めて、日本を客観的に捉え、日本や自分自身を見直すことができました。

留学後は、もっと世界を知りたいという思いで、E S D キャンパスアジアに参加し、タイのチュラロンコン大学に短期留学しました。今後も、国際交流に積極的に関わり、常に目標を持って生活していきたいです。

r-tit02

r02

北京師範大学で(後列一番左が筆者)

ESD Campus Asia

私はESDキャンパスアジアプログラムで一昨年に韓国のソウル大学校に、昨年中国の北京師範大学に短期留学してきました。このESDキャンパスアジアプログラムは教育学部が主催する国際交流プロジェクトで毎年北大をはじめ韓国の高麗大学、ソウル大学校、中国の北京師範大学、タイのチュラロンコン大学の学生が8月下旬に北海道大学に集まりESD(持続可能な開発のための教育)について英語で授業を受け、学生同士で議論し、それを学生全体の前で発表するプログラムです。そして、北海道大学の学生は9月以降にアジアの各大学に2週間ほど派遣され今度は現地の大学でESDについて学びます。私はソウル大学校でデータに基づいて人類はどのような課題に直面し、30年後の世界はどのようになるのか、ということをソウル大学校の学生と考えました。また北京師範大学では中国での環境教育の取り組みについて学びました。このプログラムの中で、海外の学生と一緒に学ぶことを通じて国際的な視点をもちながら相手の考えを聴き、自分の考えを発信することの重要性を実感しました。また、授業後には文化交流を通じて、日本の魅力を伝え、相手の国の文化を学ぶことができます。私も日本では留学生と一緒に札幌観光をし、韓国ではソウル観光、中国では万里の長城をはじめ数々の世界遺産に連れて行ってもらいました。留学生と深い交流ができるプログラムなので、教育学部生になったらぜひ参加してみてください!

r-tit03

r03

9月、スイスのチューリッヒにて、 北大へ来ていた留学生の友人と再会

留学とは異なる選択肢の魅力

僕は留学ではなくバックパッカーという形で、欧州16ヶ国を巡って一人旅をしてきました。どうして一人旅をしようと思ったのか、正直に申し上げると確固たる理由はありません。ただ子どもの頃から海外やその街並みに強い興味があり、およそ一般の大学生が持ち合わせているものよりも強い、欧州への憧れがあったのでしょう。気付けば自分の欲求に従って行動していた。これが最も相応しい表現です。

欧州にはたった5週間しか滞在できませんでしたが、留学や通常の旅行では体験出来ないような素晴らしい出来事が多々ありました。その中でも特に印象深いのは、イタリアのクレモナという街を訪れた時の事です。ひょんなことからそこのレストランでヴァイオリンを弾かせて頂く機会がありました。演奏をしながら周りを見てみると、そこには人種も国籍も階級も違う人々が音楽を通じて一体となっている光景が広がっていました。人と人とはこうも簡単に壁を乗り越えて繋がることが出来るのだと肌で実感した瞬間でした。

この旅で僕は学術的なことをあまり多くは学んでいません。しかしながら上記の様に現地の人びとと触れ合い、自分の足で各地を周り、自分の眼でものを見ることで、文献や資料からでは学べない多くの社会的なことを学びました。これらの経験値は帰国した後の生活でも活きていますし、これからも僕の中で重要な位置を占めるでしょう。

トップへ戻る