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教育福祉論
女性の貧困と家計
女性の貧困、家計、滞納・借金
家族の中の「お金」と家計管理に関わる問題に関心を持って研究に取り組んでいます。たとえば、子育てや子どもの教育・進学にかかる費用を、家族はどのように捻出・調達しているのか。そうした捻出や調達方法に階層性はあるのか。あるいは、「借金」や「滞納」問題に直面したとき、家族はどのような対応をとるのか。こうした家計管理のありようと社会制度や規範との関係はどうなっているのか等。特に、家計管理において中心的役割を果たすことが多い、女性の経験や困難を実証的に捉えたいと考えています。
卒論、修論、D論をこの学部・大学院で書きました。2009年から本学に勤務しています。
「子育て家族の家計―滞納・借金問題から考える」松本伊智朗編『「子どもの貧困」を問いなおす―家族・ジェンダーの視点から』法律文化社(2017)
「借金問題のいま」『季刊家計経済研究』No.102(2014)、「家計に見る女性の困難―生活再生貸付利用者へのインタビュー調査から」『教育福祉研究』第18号(2013)
貧困研究会など
学部:教育福祉論、子ども・家族福祉論、専門演習
大学院:社会福祉特論