教員の紹介
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E-mail
yokoi*edu.hokudai.ac.jp
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メッセージ
個々の人間の具体的な問題は、実は社会の問題であることが多い。
だから、制度や政策を知ることが大事です。
生身の人間のレベルから探究する教育行政学。
そんな考え方で学生のみなさんと勉強したいと思っています。
専門領域
教育行政学・教育制度論、子ども若者政策
研究テーマ
公教育制度と教育保障、教育条件整備制度と現状分析、教育政策過程と教育統治構造
研究の内容を表すキーワード
公教育制度、教育機会保障、早期離学、社会的包摂、教育条件整備、教職員配置、教育財政、教育政策、教育統治、教育委員会、教育の平等と多様性
研究の詳細な内容
- 教育機会保障と公教育制度(学校の種類・設置形態と多様化、制度外の教育機会、早期離学、不登校・高校中退、子ども・若者行政、ユースワーク、国際比較など)。
- 教育条件整備と地域格差(教職員配置、教職員の種類と雇用、教員確保、学校配置、教育財政、地域格差など)
- 中央・地方における教育政策過程と教育統治構造(教育機会確保法制定や公教育改革政策、首長・教委関係、都道府県教委・市町村教委関係など)。
略歴
- 1986年 京都大学文学部卒業
- 1992年 立命館大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学
- 1992年 北海道大学教育学部助手
- 2000年 北海道大学大学院教育学研究科助手
- 2002年 北海道大学大学院教育学研究科助教授
- 2007年 北海道大学大学院教育学研究院准教授
- 2012年 北海道大学大学院教育学研究院教授(現在に至る)
- 2016.8~2017.2 Aarhus University, Guest Professor
主な研究業績
<編著>
- 児美川孝一郎・横井敏郎編著『Society5.0と揺らぐ公教育:現代日本の教育政策/統治』晃洋書房、2024
- 横井敏郎編著『教育行政学(第5版):子ども・若者の未来を拓く』八千代出版、2024
- 横井敏郎編著『子ども・若者の居場所と貧困支援:学習支援・学校内カフェ・ユースワーク等での取組』学事出版 、2023
- 横井敏郎編著『教育機会保障の国際比較:早期離学防止政策とセカンドチャンス教育』勁草書房、2022
- 横井敏郎・滝沢潤・佐藤智子編『公教育制度の変容と教育行政:多様化、市場化から教育機会保障の再構築に向けて』福村出版、2021
- 日本教育行政学会編『教育機会格差と教育行政:転換期の教育保障を展望する』福村出版、2013(編者横井敏郎・中嶋哲彦)
<論文ほか>
- 長井潤平・大沼春子・横井敏郎他8名「過疎地公立義務教育諸学校教職員配置の現状と課題 : 北海道湧別町調査から」『公教育システム研究』23、2024
- 横井敏郎「教育機会確保法の可能性と課題:夜間中学に焦点を当てて」日本教育制度学会『教育制度学研究』27、2020
- 横井敏郎「高校内居場所カフェという実践」『教育』893、2020
- 横井敏郎「コペンハーゲン市青年学校:デンマークのセカンドチャンススクール」横井編『グローバル化時代における包摂的な教育制度・行政システムの構築に関する国際比較研究』2019
- 横井敏郎「教育機会確保法制定論議の構図―学校を越える困難」『教育学研究』85-2、2018
- 横井敏郎「変動期日本の教育行財政改革―日本的システムの揺らぎ」『公教育システム研究』17、2018
所属学会
日本教育行政学会 日本教育政策学会 日本教育制度学会 日本教育法学会 日本教育学会 北海道教育学会 基礎教育保障学会 日本臨床教育学会
担当する授業
- <学 部> 講義(教育行政論)、専門演習Ⅰ~Ⅳ(教育行政学)、教育基礎論調査実習
- <大学院> 学校教育特論(教育行政・制度論)、学校教育学調査実験、総合講義
- <教職課程> 講義(教育制度論)
- <全学教育> 講義(主題別科目 社会の認識)
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