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s-uehara*edu.hokudai.ac.jp
*を@に置き換えてください。
産業労働問題と職業教育訓練の接続に関する総合的研究
鉄鋼業の労働編成と企業内教育、中小企業における労働問題、就労支援
労働編成、職業訓練、職業教育
現下の問題意識は、私が展開してきた産業労働研究をより広い意味での職業教育訓練といかに接続させるかにある。
私のこれまで中小企業と鉄鋼業をフィールドに産業労働研究を行ってきた。前者に関しては、北海道や東京の独特の存立条件を持つ地域をフィールドに、中小企業とそこで働く労働者の調査を行ってきた。後者に関しては、鉄鋼業において“準直接部門”といわれる保全部門や請負労働の典型である社外企業の労働者の技能形成に関する調査などにも取り組んできた。いずれも、わが国における職業訓練、技能形成の“メインストリーム”からは一歩離れた存在であるが、そこにこそ企業主導の教育訓練システムを変化させていく力が潜んでいると考えている。言い換えれば、企業内教育に大きく偏った日本の職業教育訓練システムがより開かれたものへと変化してゆく、そのなかに職業教育訓練の新しい姿を見出せるのでは、と考えております。
社会政策学会、日本産業教育学会、日本労働社会学会、
日本社会教育学会、日本教育社会学会、北海道教育学会、
日本中小企業学会