北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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教員の紹介

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 佐々木 宏
SASAKI Hiroshi

E-mail

hirosasa*edu.hokudai.ac.jp
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専門分野

教育福祉論

学院所属

教育社会論講座

専門領域

教育福祉論

研究テーマ

貧困と教育、社会福祉と貧困

研究の内容を表すキーワード

貧困、生活保護、インド、若者

研究の詳細な内容

  貧困(経済的困窮)が一人一人の人間の「生」をどのように傷つけるのか、またそれを和らげるためにはどのような制度や対人援助が必要なのかという問いを抱きながら、国内外のフィールドで研究をしてきました。
 現在、国外では北インドの地方都市で暮らす貧困家族の子どもや若者が学校教育をどのように経験しているのか、学校教育は彼らの貧困脱出に寄与しているのか等を明らかにするための調査研究をすすめています。また、日本国内では生活保護制度を利用する人々の当事者運動に着目し、彼らが社会に向かって<声>(意見や要求)をあげることの困難とその可能性を明らかにするための調査研究をすすめています。

略歴

・北海道大学大学院教育学研究科 博士後期課程単位取得退学(2000年)
・北海道大学大学院教育学研究科 助手(2000年)
・広島大学総合科学部 助教授/准教授(2005年)
・北海道大学大学院教育学研究院 准教授(2024年~)

主な研究業績

  • 佐々木宏『インドにおける教育の不平等』明石書店、2011年
  • 佐々木宏「ポストモダニズムと社会福祉―「近代的なるもの=社会福祉」批判への応答」『教育社会学研究』94集, 2014年、113-136頁
  • 佐々木宏「インド高等教育の発展動向―高等教育機関データベースAll India Survey on Higher Educationの検討―」『アジア経済』58巻1号、2017年、73-96頁 
  • 佐々木宏・鳥山まどか編著『シリーズ 子どもの貧困③ 教える・学ぶ : 教育に何ができるか』 明石書店、2019年
  • 佐々木宏「戦後日本において貧困問題の当事者運動はどう語られてきたのか―「生活と健康を守る会」運動を事例に―」『社会文化論集』17号、2022年、29-49頁

所属学会

日本社会福祉学会、日本教育社会学会、日本南アジア学会、貧困研究会

担当する授業

学部
学部教育福祉論、専門演習
大学院
教育社会特論(社会福祉特論)

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