幼児期から児童期にかけての子どもの言語的社会化
子どもにとって言語とは、周囲の人々の集まりの中に参入するための道具です。また同時に、言語を使えるようになることそのものが、子どもが社会の一員として認められる条件でもあります。このような観点をもって、子どもが生活するさまざまな場で起こるコミュニケーションのメカニズムにせまる研究をおこなっています。
方法としては、家庭や保育所、小学校といった場に出向き、ビデオやセンシングツールなど複数のテクノロジーで記録されたコミュニケーションの様子を様々な角度から分析するというものを採用しています。
詳細は,研究室ウェブサイトをご覧ください。
必然的に、大学の研究室から外に出て、機材を抱えてうろうろすることが多くなります。そのような、比較的ワイルドな言語発達研究に興味のある方と一緒に研究をしてみたいと思います。
2016年に立ち上げられたゼミなので、卒業論文を書いた方はまだいません。