2013年02月02日 イベント
ツアー・シンポジウム企画 北海道でできること~分断をこえる学びと支援~を開催します。
東日本大震災では、学校・職場・コミュニテイ、そして、大きくは社会のあり方そのものが問われる事態がさまざまなかたちで発生しました。教育の役割とあるべき姿も問われています。私たちは、被災地の方がたや支援をしておられる方がた、新しい社会をつくるために思考し、行動している方がたと交流しながら、これからの教育研究の課題について考えてきました。
こうした取り組みの一環として、今回、福島県・南相馬市から庄子まゆみさん(南相馬市役所復興企画部新エネルギー推進課)をお招きし、被災地の現状と自治体や地域のとりくみの成果や課題についてお話しいただくことになりました。また、吉﨑文浩さん(災害支援ボランティア・コーディネーター)、高橋苗七子さん(環境NGO EZOrock)から、北海道・札幌における被災地・被災者の支援活動の経験について報告いただきます。これら現場で展開されている活動の中から、分断をこえる学びと支援のあり方について探っていきたいと考えています。
なお、関連企画として、当日午前中、雇用促進住宅桜台宿舎を訪問します。避難者の方がたと交流しながら、自治会・共同保育活動の経験に学んでいく予定です。
申込・連絡先 光本 滋(北海道大学大学院教育学研究院)
TEL&FAX:011-706-3186 E-mail:mitumoto@edu.hokudai.ac.jp