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大櫃敬史教授による「体操伝習所体操場復元模型」が東京大学総合研究博物館小石川分館に常設展示される.

2012年04月03日 おしらせ

体操伝習所体操場復元模型

製作日: 2011年4月12日

縮尺: 1/50

寄贈者名: 大櫃敬史

解説:

体操伝習所は明治政府が体育教員の養成のために設立した機関で、1879(明治12年)に現在の千代田区一ツ橋に建設された。日本で初めての西洋式体育館であり、72尺×60尺の平面規模をもちながら、頑丈な木造小屋組によって無柱空間を実現している。模型内部にはつり輪や平行棒など当時の体操器具も配置されており、近代体育の導入時の状況が再現されている。施設は第二次大戦中に取り壊されたが、北海道大学の大櫃敬史教(体育史)が京都大学に保存されていた設計資料等を発見し、木製模型として復元した。

プレスリリース(6/20)

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