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2025年12月16日 活動報告
2024年８月11日～22日にかけて、東フィンランド大学（ヨーエンス・キャンパス）にて「Education in Diverse Culture」のセミナーが開催されました。北海道大学教育学部からは、教育学部海外短期セミナー派遣支援を受けた教育学部生が参加しました。世界各地から集まった学生と各国の教育制度を紹介しあうなどして、教育現場での多様性の根底にある概念と視点を理解してゆきました。
【参加者の感想】
このサマースクールのコースは「多様性」がテーマでしたが、2週間の授業やアクティビティを通じて、それに関わるさまざまな内容を幅広く学ぶことができました。授業では自由に質問や意見を述べる時間が多く設けられており、積極的に発言する周囲の学生の姿に刺激を受けることも多かったです。どのような意見でも一つの考え方として尊重され、受け入れられる雰囲気があったように感じます。本講義を通して、「教師教育制度論」や「外国語教育」といった新たな分野にも関心を持つようになりました。
このサマースクールの大きな魅力のひとつは、参加者のバックグラウンドや年齢、職歴が多様である点だと思います。各国の教育制度を紹介し合う中で、南米諸国の先住民教育、ベトナムの英語教育、フィンランドの教育実習など、それぞれの国が持つユニークな教育実践を知ることができ、大変興味深かったです。そして、どの国の教育が「一番良い」と単純に言えるものではなく、それぞれに参考にできる部分があると強く感じました。
