2025年07月03日 おしらせ
2025年6月28日に北大道新アカデミーの文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」にて、辻智子教授(青年期教育論)が「『学びなおし』を考える」と題した講義を行いました。生涯学習やリカレント教育が要請されるようになった社会のありようを「学びなおし」を手掛かりに考えました。
【受講者の方からのコメント】
「学習」と「勉強」の違いを再認識した今回の講義でした。「学ぶ」ということの大切さ、重さについて、様々な視点からお話しを聞けて大変有意義でした。このテーマ(教育)で、再びセミナーがあることを望みます。
【辻智子教授からのメッセージ】
社会の中の様々な活動や実践について、教育を学校に限定せずにとらえる視点から、学習、学び、教育について考えています。
【代表的な著作】
辻智子(2015)『繊維女性労働者の生活記録運動―1950年代サークル運動と若者たちの自己形成』北海道大学出版会
より詳しくは北海道大学教育学部の下記教員HPをご覧ください。
辻智子教授HP https://www.edu.hokudai.ac.jp/graduate_school/profile/%e8%be%bb%e3%80%80%e6%99%ba%e5%ad%90/
【北大道新アカデミー】
北大道新アカデミーは、地域の「知」のために、北海道大学と道新グループが協力して2018年4月に開講した新しい学びの場です。学びたい、学び直したい、北大の研究に触れたい・・・北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。リカレント教育推進部がコースのコーディネートを行なっています。2025年の文系コースは「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」をテーマに、教育学部の8人の教員が講師を務めます(開講日は4月~6月の土曜日)。
北大道新アカデミーHP https://doshin-cc.com/hda/
北海道大学リカレント教育推進部HP https://reh.grad.hokudai.ac.jp/
【2025年文系コース】
2025年文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」
学習することは私たちにとって身近な事柄のように見えますが、改めて考えると、それは様々な見方や考え方、性質や機能、領域や場面とかかわっていることがわかります。「学習」とは何か、「教育」とは何か、「学ぶ」とはどういうことかを切り口に、私たちの生活と学ぶことの関係や、誰もが学習する機会にひらかれた社会について考えます。