2025年07月02日 おしらせ
2025年6月21日に北大道新アカデミーの文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」にて、佐々木宏准教授(教育福祉論)が「経済発展と『学び』~インドでの『貧困と教育』調査から~」と題した講義を行いました。急速な経済発展のなか大きく変化するインドの教育の姿から、教育と社会について考えました。
【受講者の方からのコメント】
私は今まで教育に興味がありながらも貧困問題などには興味を抱けなかったのですが、今日の授業で貧困社会ならではの学校運営について知ることができてとてもよかったです。
【佐々木宏准教授からのメッセージ】
教育福祉論研究室では、貧困や不平等あるいは障害といった社会的不利を背負った子どもと家族の現状を社会科学の立場から分析し、社会福祉的課題と教育的課題を明らかにすることを研究テーマにしています。
【代表的な著作】
佐々木宏(2011)『インドにおける教育の不平等』明石書店
より詳しくは北海道大学教育学部の下記教員HPをご覧ください。
佐々木宏准教授HP https://www.edu.hokudai.ac.jp/graduate_school/profile/%e4%bd%90%e3%80%85%e6%9c%a8%e3%80%80%e5%ae%8f/
【北大道新アカデミー】
北大道新アカデミーは、地域の「知」のために、北海道大学と道新グループが協力して2018年4月に開講した新しい学びの場です。学びたい、学び直したい、北大の研究に触れたい・・・北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。リカレント教育推進部がコースのコーディネートを行なっています。2025年の文系コースは「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」をテーマに、教育学部の8人の教員が講師を務めます(開講日は4月~6月の土曜日)。
北大道新アカデミーHP https://doshin-cc.com/hda/
北海道大学リカレント教育推進部HP https://reh.grad.hokudai.ac.jp/
【2025年文系コース】
2025年文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」
学習することは私たちにとって身近な事柄のように見えますが、改めて考えると、それは様々な見方や考え方、性質や機能、領域や場面とかかわっていることがわかります。「学習」とは何か、「教育」とは何か、「学ぶ」とはどういうことかを切り口に、私たちの生活と学ぶことの関係や、誰もが学習する機会にひらかれた社会について考えます。