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山仲勇二郎准教授・生活健康学研究室が第49回日本神経精神薬理学会において2つの賞を受賞しました

2019年10月15日 おしらせ

大学院教育学研究院生活健康学研究室の山仲勇二郎准教授が発表した論文が,第49回日本神経精神薬理学会において2つの賞(NPPR Article Award 2019,NPPR Topic Award 2019)を受賞しました。
詳細は以下をご覧ください。

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【賞の概要】
Neuropsychopharmacology Reports (NPPR) は2018年1月発刊の日本神経精神薬理学会の機関誌・英文オープンアクセス誌です。NPPR Article Award 2019 は,NPPRの発刊時から2018年の間にNPPRに掲載された論文から,被引用数およびダウンロード数を中心とした複数の指標から総合的に評価し,臨床研究と基礎研究からそれぞれ2報に贈られます。NPPR Topic Award 2019 はオルトメトリクススコア(閲覧数やソーシャルメディアでの言及数等)が優れた論文1報に贈られます。

【受 賞 日】令和元年10月11日
【受 賞 者】山仲勇二郎
【所  属】大学院教育学研究院生活健康学研究室
【賞  名】Neuropsychopharmacology Reports (NPPR) Article Award 2019,
      NPPR Topic Award 2019
【受賞論文】
 Hypothalamic-pituitary-adrenal axis differentially responses to morning and evening
 psychological stress in healthy subjects, Volume39, Issue1, Pages 41-47, 2019.

【受賞理由】
NPPR Article Award 2019:当該論文は,被引用数で2位,ダウンロード数が最多など,優れたパフォーマンスを示したため同賞に選出されました。
NPPR Topic Award 2019:当該論文はオルトメトリクススコアが296と際立って高く,注目度(High Attention Score)は同時期に出版された全論文のトップ1%であったほか,BBCやUS Newsなどの海外のメディアに35回取り上げられるなど,国際的に大きな反響を呼んだことが評価されました。

【受賞者のコメント】
今回の受賞対象となった研究成果は,心理的ストレッサーに対する生体のストレス反応が1日の中で異なり,体内時計に制御されるコルチゾル濃度のリズムと関連することを明らかにしたものです。からだのリズムが乱れやすい現代社会におけるストレスマネジメント,ストレスを原因とする疾患予防への応用が期待されます。本研究は,北海道大学教育学研究院とよつ葉乳業株式会社中央研究所との共同研究により行われました。

 

関連情報 北大プレスリリースページ
和文 https://www.hokudai.ac.jp/news/181127_pr.pdf
英文 https://www.global.hokudai.ac.jp/blog/beware-of-evening-stress/
問い合わせ先 生活健康学研究室 011-706-3077

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