2025年05月21日 おしらせ
2025年5月17日に北大道新アカデミーの文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」にて、加藤弘通教授(発達心理学)が「思春期になるとなぜ問題を起こせるようになるのか?」と題した講義を行いました。発達という視点から、思春期になると、なぜ子どもの問題が起きてくるのかを考えました。
【受講者の方からのコメント】
保育士です。私達はつい子どもの問題行動ばかりに目を向けがちですが、今日のお話しを聞いて、成長しているからこそであり、子ども達と関わる私達が見方をかえて、もう一度子どもの姿をとらえてみたいと思いました。
【加藤弘通教授からのメッセージ】
発達心理学研究室では、子どもの問題の裏に隠れている発達に注目し、問題ではない別の可能性を探るような研究をしています。
【代表的な著作】
加藤弘通・岡田智(2019)『子どもの発達が気になったら はじめに読む発達心理・発達相談の本』ナツメ社
加藤弘通教授HP https://www.edu.hokudai.ac.jp/graduate_school/profile/%e5%8a%a0%e8%97%a4%e3%80%80%e5%bc%98%e9%80%9a/
【北大道新アカデミー】
北大道新アカデミーは、地域の「知」のために、北海道大学と道新グループが協力して2018年4月に開講した新しい学びの場です。学びたい、学び直したい、北大の研究に触れたい・・・北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。リカレント教育推進部がコースのコーディネートを行なっています。2025年の文系コースは「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」をテーマに、教育学部の8人の教員が講師を務めます(開講日は4月~6月の土曜日)。
北大道新アカデミーHP https://doshin-cc.com/hda/
北海道大学リカレント教育推進部HP https://reh.grad.hokudai.ac.jp/
【2025年文系コース】
2025年文系コース「『学習』とは何か 学びを深める学びを学ぶ<全8回>」
学習することは私たちにとって身近な事柄のように見えますが、改めて考えると、それは様々な見方や考え方、性質や機能、領域や場面とかかわっていることがわかります。「学習」とは何か、「教育」とは何か、「学ぶ」とはどういうことかを切り口に、私たちの生活と学ぶことの関係や、誰もが学習する機会にひらかれた社会について考えます。