北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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教員の紹介

更新日:

 田中 孝平
TANAKA Kohei

E-mail

tanaka.kohei*high.hokudai.ac.jp
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専門分野

大学教育論

学部所属

-

学院所属

生涯学習論講座

メッセージ

「高校から大学への移行」を事例として学習者の移行経験を描き出すことで、移行支援に何が求められるのか理論的・実証的に研究しています。

専門領域

 大学教育論

研究テーマ

  • 高校の探究学習を通じた高大接続に関する研究
  • 高校から大学への移行に関する研究

研究の内容を表すキーワード

 高大接続、移行(トランジション)、移行支援、探究学習、学びと成長、高大連携

研究の詳細な内容

 私の研究課題は、高校から大学への移行(トランジション)を事例として、高大接続(高校・大学間の接続)をめぐる新たな論点を析出することです。これまでの研究では、現在拡大しつつある高校の探究学習に焦点をあわせ、探究学習に取り組んだ学習者がその経験を大学内の学習にどのように活用しているのか検討を加えてきました。最近の研究では、研究の射程を学業面から社会面にも拡げ、学生が高校から大学へ移行する際にいかなる経験をしているのか、質的研究の方法論を駆使して包括的に解明しています。さらには、ベルギーなど諸外国における学生の移行経験との国際比較研究にも着手し始めています。こうした一連の研究を通じて、高校から大学への移行の様相を的確に把握するとともに、学生の学びと成長を促す高大接続モデルを構築することを目指しています。

略歴

 2024年3月 京都大学大学院教育学研究科教育学環専攻(高等教育学コース)を修了し、博士号(教育学)を取得。2024年4月より北海道大学高等教育推進機構高等教育研究部助教。

主な研究業績

【論文】

  • 田中孝平・松下佳代(2021)「高大接続における学習の連続性と非連続性の検討―高校で探究学習を経験した学生の語りの分析を通して―」『大学教育学会誌』43巻1号, 149-158.
  • 田中孝平(2022)「高校・大学間における教育接続タイプの特徴」『大学教育学会誌』44巻1号, 150-159.

 

【著書】

  • 松下佳代・前田秀樹・田中孝平(2022)『対話型論証ですすめる探究ワーク』勁草書房.
  • 田中孝平(2024)「目標とカリキュラム」松下佳代編『ミネルバ大学を解剖する』東信堂, pp.37-71.

所属学会

 大学教育学会、日本カリキュラム学会、日本教育学会、日本教育方法学会

担当する授業

  • 教育情報通信技術論
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