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福祉スポーツ論・体育社会学
健康体育学分野
身体教育論講座
スポーツ社会学 障害学
健康体育学分野
身体教育論講座
障害者スポーツと障害のある身体の社会学
障害者スポーツ、パラリンピック、身体
障害者スポーツや障害のある人びとの身体について、社会学的に研究しています。パラリンピックといった障害者スポーツイベントをマクロな社会構造との関連で考える研究と障害のある人びとのスポーツ実践と身体を彼らの身体経験から考える研究を行っています。
また、フィールドワークや参与観察という手法にこだわって、障害者スポーツの世界や現場に足を踏み入れて研究を行います。対象者を外在的に客観的に描くのではなく、彼らの社会的リアリティや生きられ経験を大切にすることを心がけています。
パラリンピックについては、エイブリズム(能力主義)の問題、競技間の格差の問題など、障害者スポーツに係わるテーマに関心を持っています。最近ではパラリンピックの開催による都市のバリアフリー化について、都市論や都市社会学の観点からも研究しています。障害のある人びとのスポーツ実践や身体経験については、脳性まひの人びとのスポーツ、視覚障害者のスポーツを対象に研究を進めています。
~2015年3月 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程修了
2015年4月~現職
山崎貴史(2011)「重度障害者のスポーツイベントに関する研究―名古屋シティハンディマラソンを事例に―」『スポーツ社会学研究』第19巻第2号, 61-72.
山崎貴史(2013)「公園のスポーツ空間化と野宿者の排除―名古屋市若宮大通公園を事例に―」『スポーツ社会学研究』第21巻第1号, 85-100.
植田俊・山崎貴史(2020)「ブラインドマラソンの社会学的研究(その1)―伴走者からみたスポーツ実践の「意味」―」『東海大学国際文化学部紀要』12, 47-65.
山崎貴史・植田俊(2021)「障害者スポーツ・ボランティアに関する社会学的研究-スポーツ実践者とボランティアの関わりに着目して-」『北海道大学大学院教育学研究院紀要 』138, 427-440.
日本スポーツ社会学会、国際スポーツ史学会、日本体育・アダプテッドスポーツ学会
学部:福祉スポーツ論、体育社会学、教育学概説、体育運動方法実習など
大学院:スポーツ社会学など