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tito*edu.hokudai.ac.jp
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言語発達論
子どもによる言語発達(私たちの社会における言語変化に子どもがどのように寄与しているのか,また,そうしたことが可能となるための子どもの側の条件は何か)
心理学の基礎理論の研究(ヴィゴツキーを嚆矢とする社会歴史的アプローチ,ギブソンの生態心理学を中心に)
言語社会化、テクノロジー、相互行為分析
子どもがどのようにして言葉を学習するのか、そのプロセスの解明に関心があります。現在、いくつかのリサーチを並行して行なっています。
(1)幼児が声を道具として使う行為に注目しています。特に、スマートスピーカーなど声をインタフェースとするテクノロジーに幼児がどのように関与するのかを多角的に明らかにしようとしています。
(2)家庭をベースとして、保育園や幼稚園、さらには小学校といった教育組織に横断的に参入する子どもたちの言語獲得過程について、生態的、制度的な側面から明らかにしたいと考えています。そのために、それぞれの場での子どもを含む会話を観察、分析しています。
2003年 筑波大学大学院博士課程心理学研究科単位取得退学
2003年-2007年 北海道大学大学院教育学研究院助手
2007年-2012年 北海道大学大学院教育学研究院助教
2012年- 北海道大学大学院教育学研究院准教授
以下は一部です。そのほかの業績については研究室サイトをご覧ください。
日本発達心理学会、日本認知科学会、社会言語科学会、日本教育工学会