教育と労働の連関:移民労働者の職業教育と社会教育の融合と社会統合
「教育と労働の連関:移民労働者の職業教育と社会教育の融合と社会統合」
本ゼミでは、「教育」と「労働」の連関に焦点を当て、現代社会における就労支援、職業教育、成人教育・生涯学習、コミュニティ福祉に関する諸問題を理論的・実証的に研究しています。近年では特に、グローバル化に伴い増加する移民労働者・外国人労働者を対象とし、従来の「職業教育訓練(スキル習得・就労支援)」と「社会教育・生涯学習(地域コミュニティでの交流・生活支援・社会統合)」をどのように融合・連携させていくかという新たな研究領域の探求に取り組んでいます。
研究室では、文献研究にとどまらず、現場でのインタビューやフィールドワークなどの質的調査手法を重視しています。学生一人ひとりが独自の問いを持ち、教育学・教育社会学・比較教育学などのアプローチを用いて研究を深めています。異なる背景や関心を持つ院生が集まり、開かれた雰囲気の中で互いの研究構想に対して活発なディスカッションを期待しています。
・「教育と労働」「職業教育」「社会教育・生涯学習」に関心と問題意識がある方
現代社会における労働環境の変化、就労・自立支援、コミュニティにおける学びや福祉など、「教育と労働」が重なる領域において明確な問題意識を持っている方を広く歓迎します。
・フィールド調査や文献研究を主体的に進められる方
理論的な考察に加え、現場の声を聞くフィールドワーク(インタビュー等)や資料分析を自律的に計画・実行し、真摯に研究に向き合える意欲を重視します。
・多様性を尊重し、対話的な学びを楽しめる方
ゼミ生それぞれの研究視点や多様なバックグラウンドを学びの場として生かし、互いに批判的かつ建設的な議論ができる方を求めます。
当研究室では、「教育と労働」「社会教育・生涯学習」「地域・コミュニティ」を軸に、以下のような多角的なテーマで修士論文・博士論文を執筆することが可能です。
【想定される研究テーマの領域と具体例】
移民労働者を対象とした職業教育訓練と地域社会教育の融合・連携の実態分析
外国人技能実習生・特定技能外国人等の就労支援・言語学習・生活定着へのアプローチ
就業者・就職困難者・障がい者・若年層等の就労支援プログラムとキャリア形成
企業・行政・NPO・地域による職業訓練の連携と役割
地域コミュニティを基盤とした教育活動・生涯学習と社会福祉の融合
都市部・農山漁村における産業構造の転換に伴う再就職支援・成人教育の変容
日本、中国、韓国、台湾など東アジア諸国における労働政策・職業教育・社会教育政策の比較分析