北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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学部のゼミについて

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教育基礎論分野

学校史

テーマ

教育・学校について歴史的視点から考える

紹介

 現代日本の教育では、ほとんどすべての一 定年齢の子どもたちが、一定期間継続して「学校」というものに通い、一定の学習を行なうことに特徴があります。現代日本において自らの生い立ちを「学校」 とのかかわりなしに語ることは、通わなかった場合も含めて、きわめて難しいでしょう。それにとどまらず「学校」とのかかわりを軸として、教育や生活にかか わる「問題」をとらえる思考回路を私たちは知らず知らずのうちにもっています。たとえば不登校は、一定年齢の子どもは登校するという状態が当然と思われて はじめて「問題」となるものです。卒業することと就職や進学が密接なつながりのあるものと考えられているからこそ、進学率や就職内定率、あるいはニートと いうことが「問題」とされるといえるでしょう。私たちは多くの疑われることのない前提に囲まれて、その思考枠組のなかで生き、そこから自由になるのは容易 ではありません。だからこそ、教育の現状を理解し、「問題」の根源に立ち返り未来を展望することをめざして、研究・教育を行なっていこうとしています。

求める学生像

 

教員の紹介

卒業論文のテーマ

戦時下の北海道における「教育」の実態―農村を中心に
「いじめ」の歴史的形成過程

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