私たちのゼミでは、思春期・青年期の 発達とそこで生じる問題を研究しています。具体的には、思考や認知、人間関係や身体意識の発達的な変化や、非行、学校の荒れ、いじめ、不登校・ひきこも り、発達障碍など、教育現場で問題となってくるような現象について扱っています。
特に「問題」に注目することで、そうした「問題を可能にする発達とは何か」を考えて行きたいと思っています。「発達の失敗」として問題をとらえるのではなく、「発達の結果」として様々な問題をとらえることで、「問題」の中に人間が成長する可能性を探って行くことが狙いです。