北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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学部のゼミについて

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健康体育学分野

身体運動支援システム論

テーマ

体を動かす
その不思議に迫り、支える仕組みを考える

紹介

私たちは、ヒトの運動制御とそれに関わる 知覚情報処理の仕組みを解き明かし、その成果を様々な社会支援につなげることを目指しています。身体運動の研究というと、体育やスポーツを連想する方が多いかもしれません。しかし、実のところ、我々の身体運動は日常生活のありとあらゆる状況に密接に関連しています。立つ、歩く、手を伸ばす、他者と一緒に行動する—これらも全て運動制御の賜です。したがって、運動制御の仕組みの理解は、健常な方やアスリートの運動に役立つだけではなく、様々な機能障害により 日常生活に支障をきたしている方々を支援する手がかりにもなるのです。
なぜ転ばずに立ったり歩いたりできるのか?なぜ自分でくすぐってもあまりくすぐったくないのか?なぜ他人と一緒だと一人で行うときと同じようにプレーできないのか。我々の日常には、普段はあまり意識することのないような〝Why〟が溢れています。このような一見ありふれた疑問こそが重要な研究課題となり、そして多くのヒトの支援につながる仕組みを生み出すかもしれません。社会貢献へのリンクを常に念頭におきつつ、不思議の謎解きを楽しむことを忘れない。そんな研究を、この「身体運動支援システム論」で展開していきたいと思います。

求める学生像

・ヒトの行為や心理について興味があり,疑問に思うことを実験的に確かめたい方。
・不慣れなことでも未知の領域でもあきらめずに貪欲に取り組める方。

教員の紹介

卒業論文のテーマ

・運動経歴が空間認識能力に及ぼす影響 〜身体・図形のメンタルローテーション課題を通して〜
・視線とパーソナリティの関係:どんな人が,会話中に相手の目を見るの?

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