「働くこと」をテーマに、企業や労働者などへの実態調査を実施して論文を執筆します。
職業および労働の内容、能力形成、評価・処遇の考察を通じた、ジェンダー間の平等に関する研究
企業を中心とした労働の場でのジェンダー平等の実現に向けて、社会科学の立場から実証研究を行っている。
日本企業の人材育成のあり方は、長期勤続を前提に、転居を含む幅広い異動を繰り返しながら管理職に必要な知識と経験を身につけるものが一般的である。これは男性を中心に施され、女性は長らく人材育成の対象とされてこなかった。このため日本は賃金やキャリアの男女格差が大きく、労働の場におけるジェンダー平等の実現は社会的課題となっている。
この課題に対して、企業・組織の雇用管理および働く人々の意識と対応に関する実態調査を行い、企業・組織が抱える構造上の問題を明らかにすることで、ジェンダー平等の実現に向けた方途を理論的・実証的に提示しようとしている。
ゼミテキスト
2019-2020年度:駒井洋監修・津崎克彦編著、2018、『産業構造の変化と外国人労働者――労働現場の実態と歴史的視点』明石書店
2018年度(特別講義):三具淳子、2018、『妻の就労で夫婦関係はいかに変化するのか』ミネルヴァ書房
2017年度:佐藤博樹・武石恵美子編、2017、『ダイバーシティ経営と人材活用――多様な働き方を支援する企業の取り組み』東京大学出版会
2016年度:松尾孝一、2012、『ホワイトカラー労働市場と学歴』学文社
2015年度:藤原千沙・山田和代編、2011、『女性と労働』大月書店
著者の三具先生による特別講義:2018年8月2日
学位記授与式:2019年3月25日
学位記授与式:2017年3月23日
「働くこと」をテーマに、企業や労働者などへの実態調査を実施して論文を執筆します。
雇用共稼ぎ化社会における転勤問題とその配慮:女性従業員の配偶者転勤に対する企業の配慮施策に着目して
修士論文発表会:2023年1月18日
修士論文発表会:2018年8月28日
修士論文発表会:2018年1月17日
修士論文発表会の様子