専門分野の紹介

更新日： 2018年10月29日

学校教育論講座

学校経営論

テーマ

教育を受ける権利を保障する学校制度、行政と経営、学校組織のあり方を問う。教育ガバナンスに関する理論的、実証的、国際比較研究。

紹介

　学校経営論分野は、主として次の対象およびテーマについて研究している。
①現代学校経営論。教育を受ける権利を保障する観点に立った学校改善、スクール・リーダーシップ（分散型リーダーシップ論など）、学校組織論、学校評価、地域教育経営、専門職の学習共同体論（Professional Learning Community）、公教育システムと自治体行政・政府・民間との関係性に関する検討など。
②教育ガバナンス論。公教育を担う学校の統治（ガバナンス）に関する日米比較研究、北海道における事例研究。学校を含む国および地方の教育ガバナンスの構造とガバナンスの主体、主体の相互作用と学習の過程、子どもの発達に関わる他の専門領域（福祉・医療・保健など）との連携・協働のあり方など。
③教育専門職（教職員、教育行政職員等）の専門性開発論。自律的学校経営と学校改善の過程研究、校長（とその他管理職）と教師の専門性およびその組織的開発に関する研究。授業研究や校内研究の組織と実践、教育センター（教育研究所）の研修プログラムの検討など。

求める学生像

　上記の研究テーマに関心のある方を歓迎します。なお、研究テーマによっては英語で専門書を読む能力も求めます。

教員の紹介

准教授・篠原　岳司　

修士論文、博士論文のテーマ

　2020年度までに博士号の取得者はなし。これまでの院生の研究テーマは次の通り。
・インクルーシブ教育の実現にむけた公教育システム論
・高校の学校改革における校長と中堅教員のリーダーシップ
・校長の「自校昇任」に関する研究
・学校運営協議会制度における地域学校協働活動推進員の意義と課題
・分散型リーダーシップに見る「学びの共同体」の学校改革過程
・高等学校における探究学習の実践コミュニティの発展過程

研究室のホームページ

http://hokudaiedu.wixsite.com/gyouseikeiei　※教育行政学研究室との合同で作成