北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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身体教育論講座

身体運動支援システム論

テーマ

ヒトの運動制御とそれに関連する知覚情報処理、それらの知見に基づいた支援システムの構築

紹介

ヒトの運動制御は、現代の最先端ロボットでさえ再現困難なほど柔軟かつ精巧であり、その仕組みには未明の点も多い。脳も含めた膨大な階層・冗長性を有するこの制御系の研究は、近年では医学、生物学、工学、情報科学、心理学、社会科学など、様々な研究領域が集う非常に学際的な研究分野として活況を呈している。
本研究グループは運動制御・知覚情報処理の研究を介してヒトの社会生活支援の手立てを構築することを目的とする。この目的に適ういかなるテーマも研究の範疇となるが、現在のところは1)バランス維持を含む位置・力の制御およびそれに関連する多感覚統合(→運動機能障害の支援)、2)冗長な環境化における運動学習・適応(→動作習得・上達の支援)、3)集団行為における個人間協応(→社会適応障害の支援)、の3つのテーマを柱として研究を進めている。

求める学生像

・ヒトの知覚や運動,行為の仕組みに強い関心があり,実験心理学的・神経生理学的手法によってその謎を解き明かしたい方。
・困難の壁を乗り越え,新たな領域を自ら開拓してゆく意欲のある方。そしてその過程を楽しめる方。

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