北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
Language
トップイメージ

専門分野の紹介

更新日:
教育心理学講座
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

学習・授業論

テーマ

子どもの学びとそれを支える教師のあり方をめぐる現象学的・実践的研究

紹介

教育という場は、子どもが学び成長する場であると同時に、大人と子ども、さらには子ども同士が複雑に関わりあう場である。したがって、子どもの豊かな学びや成長を実現するためには、そうした関係のありようにも目を向け、広い視野から子どもの学びを捉えることが必要になる。また同時に、子どもの学びを支える大人のあり方それ自体が、子どもの学びに深く影響するということも重要な視点となる。
このように、教育という場において、子どもたちが、また大人たちが、どのような経験をしているかということをできるだけありのままに捉え(現象学的アプローチ)、さらに子どもたちの豊かな学びや育ちを実現するために、大人の側にどのようなあり方、関わり方が求められるのか(実践的アプローチ)ということを探求していくことを目指している。

求める学生像

数量的・実証的な研究では、教育実践における本質的な問題に迫れないと考えている人、子どもたちの幸せのために、教育という現象の具体を少しでも言葉にしていくという、困難でやりがいのある課題にチャレンジしようという人を歓迎します。

教員の紹介

修士論文のテーマ

・やる気の研究
・教師が子どもを<認める>ということ―教育実践への存在論的視点からの考察を契機として―
・「問い」の進展としての授業―塚本幸男の授業論と実践の検討―
・一人ひとりが主体となる学級のあり方について―2つの学級のエピソード記述をもとにして―
・教師が自らの枠組みに気づくということ―教師である「私」の自己エスノグラフィーを通して―
・高等学校「現代社会」実践の検討―新科目「公共」の授業づくりへの示唆―
・「学びの共同体」導入による教師の気づきと変化について
・小学校における学級担任への支援に関する当事者研究-若手教師とベテラン教師によるエピソード記述に基づく共同省察を中心として―
トップへ戻る