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- 学校教育論講座
教育方法学
テーマ
教育内容研究を基軸とした教授過程の研究
紹介
教育方法学専門分野は、学校教育について、次の課題に挑戦している。
①学校で学ぶことは、全体として何を目指しているのだろう。人間形成にどのように関与しているのだろう。
②各教科は、何を目標に、どのような内容を教えることができるのだろう。
③学ぶことが心の奥底の栄養となるような授業の内容と方法を具体的に示したい。
学内外の研究者、実践者と共同研究を行い、多様なアプローチでこれらの問題に取り組んでいる。
求める学生像
実験的授業を構成し、その評価を通して教育方法学の実証的研究方法を開拓していくことに興味をもつ学生。
教育方法学に関わる多様な科目を履修し、熱心に研究に取り組むための基礎的学力をもつ学生。
教員の紹介
修士論文
- 学校の日常場面をケース教材としたケースメソッドの教員養成教育への活用
- 力積概念に基づく動力学教育の教育内容・教材構成
- 高校世界史における中央ユーラシア史の教育内容・教材構成―遊牧国家としてのモンゴル帝国の成立の指導―
- プログラミング言語Processingを使った小学生を対象としたプログラミング教育
- 英語の名詞句構造における分詞の限定用法の指導
博士論文
- 外国語としての英語の教育における文法的知識を形成する領域の教育内容構成に関する研究 ―語用論的原理に基づく比較表現の指導―
- 教材用小型たたら製鉄炉の研究開発及びその成果を活用した製鉄実習がもつ教科教育との連携効果の検証
学生・院生に学んでほしいこと
教育方法学の研究は、授業を高いところから見物し批評するものではなく、教科指導における授業の目的、内容、方法の各レベルにおいて具体的な提言をなし、それに対する子どもからの厳しい審判を受けるべきものだということ。