イベント・セミナー

シンポジウム「彼女たちのSOSを受け止めるために」(ZOOM) 札幌市若年女性支援事業スタートにあたって

  • 終了しました
    子ども発達臨床研究センター共催企画
    13:00 ~ 16:00
    オンライン(ZOOM)
    関心のある方、どなたでも
    参加無料/事前申込要 (お申込みいただいた方に、ZOOMのミーティングIDをお知らせいたします)
画像をクリックするとpdfでご覧いただけます

シンポジウム「彼⼥たちのSOSを受け⽌めるために ―札幌市若年⼥性⽀援事業スタートにあたって」

安心して家にいることが難しかったり、自分のことをうけとめてくれる人が周囲にいなかったり、仕事を失って経済的に困難な状況に陥っていたり、さらには衣食住にも苦労して毎日を過ごしているような状況が、コロナ禍の今、とりわけ身近になっています。そして、10代~20代の比較的若い年齢の女性たちが安心して過ごせる居場所や困りごとを一緒に考える相談へのニーズも高まってきています。
このようななかで札幌市は、2021年8月より若い女性を支援する事業をスタートすることになりました。ただ、昨年実施された10代後半から20代前半の女性に対しての調査(札幌市・北海道大学)では、9割超(回答者全体は約1700人)が、「困ったことがあっても公的窓口に相談しない」と回答するなど気になる実態も見えてきています。そこで、こうした現状と課題を共有した上で、今後の支援の方法や体制づくりについて考えるシンポジウムを開催します。
まず第一部では、若い女性たちの居場所や相談の活動を展開する札幌市の団体・機関の実践の実情と、その現場から見えてくることを報告します。また、札幌市の若年女性支援事業についても紹介します。つづく第二部では、事業開始に先立って、札幌市と北海道大学教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターが実施した「思春期・若年期の女性を対象とした意識に関する調査」(2021年4月)の結果を報告・共有し、それをもとに意見交換を行います。
関心のある多くの皆さんの参加をお待ちしています。

■⽇ 時:2 0 2 1年7⽉3 1⽇(⼟)1 3時〜1 6時
■実施⽅法 : ZOOM(お申込みいただいた⽅にミーティングIDをお知らせします)
■参加費:無料

■Peatixでお申込み、または札幌市男女共同参画センターへ電話またはメールでお申込みください。
▶Peatix申込フォーム
 URL:https://hersos.peatix.com/?lang=ja

▶電話・メールでのお申込み
札幌市男女共同参画センター
電話:011-728-1255
メール:jigyou★danjyo.sl-plaza.jp(★を@にしてお送り下さい)

 

プログラム

  • 第⼀部「これまでの実践とこれから」司会:辻智⼦(北海道⼤学教員、NPO法⼈CAN理事)
    【報告①】屋代通⼦(NPO法⼈CAN事務局⻑)
    暮らしの場で⼥性たちに寄り添って:ピッケノハコの⼀⽇から
    【報告②】 菅原亜都⼦(さっぽろ⻘少年⼥性活動協会係⻑)
    つながりづくりの経験から:ガールズ相談と の取り組み
    【報告③】⾺場通江(札幌市⼦ども未来局⼦ども育成部⼦ども企画課企画係⻑)
    札幌市「困難を抱える若年⼥性⽀援事業」について
  • 第⼆部「調査の報告と意⾒交換」司会:加藤弘通(北海道⼤学教員)
    【調査報告】佐藤奈⽉(北海道⼤学・⼤学院⽣)、侯 玥江(秋⽥⼤学)
    【コメント】⼩林真⼸(ねっこぼっこのいえ)、平井照枝(しんぐるまざぁず・ふぉーらむ北海道)、井出智博(北海道⼤学教員)

■主催:(公財)さっぽろ青少年女性活動協会、特定非営利法人CAN(Child Advocate Network)、北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター
■後援:札幌市