GRADしAL SCIIOOL O LDUCAIION HOKKAIDO Ul'-IVcRS IY 博士後期課程進学を志す方へ 博士後期課程への出願から修了まで 1 博上後期課程では、リサーチワークとそれに基づく学 会等での発表や論文執筆が中心となります。修士課程の ような教室での授業はなく、指導教員から指導を受けな がら研究を進めることになります。積極的に学会や研究 会に参加し、発表を行うことや論文を書いて学術雑誌・ 書籍等に掲載されることが求められます。公開発表会を 経て、博士論文が水準に達したと認められれば、博士の 学位(博士号)が授与されることになります。 博士後期課程のカリキュラム 博士後期課程の単位認定の基準 博士後期課程を修了するには、課題研究 I • II (各2単 位)と総合研究 (8単位)を修得した上で、博士学位論文 を提出することが必要です。 ①課題研究 I • II (各2単位) 以下の種類の論文が掲載された場合に、課題研究 I. 課題研究 II の単位を申請できます。 ●博士後期課程在学中に国内外の学会機関誌や学術専 門誌に投稿し、査読を受けて掲載された論文。 ●博士後期課程在学中に『北海道大学大学院教育学研 究院紀要』に投稿し、査読を受けて掲載された論文。 ただし、単位認定されるのは課題研究 I または課題 研究 II のいずれか一つのみ。 ●博士後期課程在学以前に国内外の学会機関誌や学術 専門誌に投稿し、査読を受けて掲載された論文(掲載 決定および掲載の時期は、博士後期課程在学以前ま たは在学中のいずれでもよい)。ただし、単位認定さ れるのは課題研究 I または課題研究 II のいずれか一 つのみ。 ●博士後期課程在学中に学術研究書(教科書および一 般書は除く)の 1 章ないしは複数章に掲載された論文 (複数章を掲載した場合も、単位が認定されるのは、 学術研究書 l 冊につき課題研究 I または課題研究 II のいずれか一つのみ)。 ●博士後期課程在学中に申請者が代表として獲得した 各種の競争的研究資金によって行われた研究をまと めた論文(掲載誌は国内外の学会機関誌や学術専門 誌とし、そのほかに研究報告書形式のものも認めら れる)。 ●博士後期課程在学中に申請者が国内外の学会等にお ける研究発表学会賞等を受貨した研究についてまと めた論文(掲載誌は国内外の学会機関誌や学術専門 誌とする)。 ②総合研究(8単位) 学位論文執筆に向けて準備が整った者が、提出予定学 位論文の内容および論文作成計画・進捗状況を発表し、 審査を受けて認められることで単位を修得できます。 なお、下記の3つの要件を満たしていることが必要です。 ●博士学位論文中間発表会において、提出予定の学位 論文の内容および論文作成計画とその進捗状況が発 表されていること ●学位論文予備審査委員会の設置に向けての準備を始 めることが適当であると指導教員が認めていること ●課題研究 I 、課題研究 11 の単位をいずれも修得済み、 ないしは単位認定申請中であること 学位の取得 博士後期課程に3年以上在学し、「課題研究 I 」 2単位、 「課題研究 II 」 2単位および「総合研究」 8単位、合計 12単 位を修得した後、学位論文を提出し、指導教員を主査と する審査委員会の審査を受けて教授会で認められれば 博士(教育学)の学位が取得できます。 12単位を修得後、博士論文の審査が完了せずに退学 する場合は、単位取得退学として認められます。また、 単位取得退学後 l年以内であれば、学位論文(課程博士) の提出が認められます。学位論文を提出後、審査を受け て教授会で認められれば博士(教育学)の学位が取得で きます。 現在研究指導体制の改定作業が進行中です。新たな 学位申請プロセス(課程博士(在学者、単位修得退学 者))については、確定次第、速やかにお知らせします。 最新の梢報は教育学院の公式ウェブサイト等でご確認 ください。 志願者別に注意事項があります。また、それ以降の入試や、入学してからの行事・届出等やその際の注意事項について書 いてあります。詳しい説明は、それぞれの頁をご参照ください。 ' 入学前 1 本学院修士課程 社会人特別選抜によリ本学院の 他大学大学院修士課程 修了した者または修了見込みの者 修士課程に入学し修了した者 修了した者または修了見込みの者 または修了見込みの者 研究課題概要(修士論文の要旨と今後の研究計画)を作成します ●11 月初旬(6月上旬り:募集要項公表 ●2月上旬 (8月下旬~9月初旬り:入学試験 前 5月中旬(11 月上旬り…研究指導計画書作成 期 指導教員が学生と相談して作成し ます。指導教員が提出します。 博士後期課程には授業はありません。 研究指導計画書に基づき研究を進めます。 ※詳細は募集要項を ご確認ください。 入学試験の詳細~ ※( )は10月入学者の日程 前 期 1 博士学位論文中間発表会 〈単位取得の例〉 課題研究 I • II (各2単位) 単位申請ができる例 〇修士論文の一部を国内学会誌に投稿し、査読を 受けて論文が掲載された場合 02年次の研究成果を国際学会誌に投稿し、査読を 受けて論文が掲載された場合 総合研究(8単位) 単位の申請要件(下記 3 つとも満たすこと) 0博土学位論文中間発表会において、提出予定の 学位論文の内容および論文作成計画とその進捗 状況が発表されていること 0学位論文予備審査委員会の設置に向けての準備 を始めることが適当であると指導教員が認めて いること 〇課題研究 l 、課題研究 II の単位をいずれも取得 済み、ないしは取得申請中であること 後 博士論文提出 期 博士論文発表会 3月下旬(9月下旬り…修了 長期履修制度を利用する場合は履修期間が最長6年まで認められます ~ 単位取得退学→1 年以内に学位申請(学位論文提出)→審査→博士(教育学)取得 学位申請(学位論文提出)→審査→論文博士(教育学)取得 r 博士後期課程修了者の進路 1 研究職 大学、短期大学、研究機関など 就職 公務員(教員)、民間企業など 呵 復職 (現役社会人大学院生) 後期前期 後期 5 6
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