1 9 l 教師教育制度論 担当教員:張揚 教員の生涯発達とそれを支える教師教育を グローバルな視点から見る 教師教育が教師発達をもたらし、教師発達は教師 教育のなかで実現します。教師教育制度論は教員 養成と現職教育に関する制度や政策のみ探究 するのではなく、教師個人の変化にも注目します。 とリわけ、教師の質の向上に焦点を当てて、教師が 教戦生涯にわたって継続的に力量成長を遂げる という視点から教師教育の在リ方を問います。 ●卒業論文テーマ: 「男性教員の育児休業取得への影響要因に関する研究—大阪府立 高等学校関係者へのインタビュー調査に基づいて」 教育社会科学分野 個人の成長、地域の発展。 社会システムとしての‘‘教育"を捉える。 [教育社会学 担当教員:上山浩次郎 教育と社会の関連を解明する 教育と社会の関連を、特に教育と社会的不平等に 注目して社会学的な立場から考えていくことが目標 です。その際に、社会調査実践に基づきながらも理 論的な研究となるよう努めることも目指しています。 一緒に学びましょう。 3 11 ●卒業論文テーマ 「教育社会学における性内分化研究の現状と課題」「エラプの若者たち ~離島の高校生へのインタピュー・フィールドワーク調査を基に~」 「高等学校における配信センターを用いた遠隔授業の現状と課題」 l 産業教育 担当教員:上原慎一 働くことと学ぶことこの関連の全体像に迫る いままで、たくさんの会社・工場・学校の調査を してきました。働くことと学ぷことは、社会の深い ところで、強く結ばれていると常々実感しています。 ●卒業論文テーマ: 「公共職業訓練における女性の技能 邑ぺ 習得過程に関する一考察」 「中国工業 団地における日系中小企業の経営管理」 「高校中退者の労働実態と経済的自立 の可能性に関する一考察」 l 職業能力形成論 担当教員:駒}1| 智子 職場のジェンダー平等を求めて 企業の人材育成に切リ込む 社会の「男は仕事、女は家庭」という性別役割分業 のもとで、日本企業では男性と女性のキャリア形成 が大きく異なリます。企業の労働内容、能力形成、 評価、仕事と家庭の両立支援等について考察し、 公正でやリがいのある職場づくリを探究しています。 埼玉大学とのインターゼミ「大学生の基 礎知識としてのワークルール」の報告会 ●卒業論文テーマ: 「事業承継の新たな形一銭湯からサウナヘの転換事例よリ」「幼保連 携型認定こども園における保育者の労働ー教育理念を手掛かリに」 「地方圏の中学生の将来の居住地選択に関する一考察一進学を契機 とした地元志向とキャリア志向の分岐に着目して」 l 社会教育学 担当教員:吉田弥生 地域や社会での学び、大人の学びを探究する 皆さんは、家庭や学校以外の場所でも、色々な 人と出会い、様々な経験をして「自分が成長した /変化した!」と感じたことはあリませんか? 学びの湯や機会は、学校だけにとどまリません。 自分らしく生きていくため、よリよい社会を創る ための学習とはいかなるものか、一緒に考えて みませんか? ヒ璽 1 教育福祉論 ●卒業論文テーマ. 地域団体やNPO• 市民団体のフィー ルドワークに興味がある方、社会的 課題と格闘している現湯から学び たい方、大人や高齢者の学習活動と その支援のあリ方に興味がある方を 歓迎します。 貧困・不平等に関する研究を通して 教育と福祉のあリ方を考える 貧困が人の暮らしや命をどのように傷つけるのか、 またそれを和らげるためにはどんな制度や援助が 必要なのかという問いを抱きながら、国内外で 調査研究をしています。教育学部に貧困を研究する ゼミがあるのは意外に思われるかもしれません。 教育学部で貧困について学ぶ意味も皆さんと一緒 に議論できればと思っています。 担当教員:佐々木宏 家族の中のお金=家計の問題(教育費負担や各種 支払いの滞納問題など)について実証的に明らか にし、こうした家計の問題と貧困との関係について 考える研究を行っています。 担当教員:鳥山まどか ●卒業論文テーマ: 「知的障害のある女性の結婚・出産・育児」「貧困家族の子どもに対する 学習支援活動の機能」「プロアスリートの生活と再就職」「子どもの貧困 に対する教員の認識」 l 青年期教育論 担当教員:辻智子 多様な実践から青年期と教育を問う 青年・若者に向けられる世の中の関心は社会のあリ ようを映し出します。それらの関心とそれをめぐる 動向を対象化しつつ、また具体的な地域実践なども 手がかリとしながら、「人が育つこと」「大人になること」 の様相をとらえ青年期の教育について考えます。 教育・労働·福祉の相互の重なリやジェンダー/ セクシュアリティの視点も大事にしていきます。 教育社会科学講査実習(2022年度) ●卒業論文テーマ: 「地方に生きる若者の居住の経緯と生活に対する現状認識」 「『自己語り』と『語られる自己』に関する検討」 「地域と協働した学びの湯における解放機能」 l 高等継続教育 担当教員:光本滋 自身にとっての意味と必要、他者にとっての 価値をつなぐ大学・学問の創造 大学で学ぶことは、大学と学問をつくる主体に なることです。国内国外、過去から現在までの 人びとの工夫と努力、そして失敗を含む経験に 学びながら学問・教育の自由と自治の課題に ついてともに考えていきましょう。 ●卒業論文テーマ: 「学生生活費と奨学金」「平和教育論の考察」「w.s .クラークの教育 理念・実践ーマサチューセッツ農科大学から札幌基督教会誕生までの 教育活動について」 私の専門は、社会教育学ですがNPOや協同組合 などを対象に、地域で福祉活動を担う人々の協同 活動を通しての学びをテーマとしています。現代 社会の縮図である地域で、一緒にフィールドワーク しましょう! 教育社会科学分野助手:丸山美貴子 20
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