北海道大学/大学院教育学研究院/教育学部
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学部のゼミについて

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健康体育学分野

福祉スポーツ論

テーマ

スポーツと障害のある身体を考える

紹介

 障害のある身体と障害者スポーツをテーマとしています。スポーツを研究するというと、スポーツを通して「できるようになること」を中心に考えます。例えば、代表的には、障害のある人びとがスポーツを通して、身体状況を改善するといった語り口です。しかし、このゼミでは障害のある「できない」身体の大変さや創造性から、スポーツや私たちの身体のあり様をもっと自由に考えてみたいと思います。障害のある人びとの世界では、障害がある「できない」体をスポーツの面白さにつなげ、また、障害あることの大変さや困難さが人と人とのつながりを作り出すこともあります。障害者スポーツの面白さや彼らの運動の創造性に着目しながら、皆さんと一緒に私たちが持っている常識的な身体観を問い直し、新たな身体観を作り上げていく研究を進めていきたいと思います。
 以上をテーマに昨年のゼミでは熊谷晋一郎『リハビリの夜』(生活書院)や伊藤亜紗『目の見えないアスリートの身体論』などを読みました。

求める学生像

障害者スポーツに興味がある人はもちろんですが、スポーツ全般を考えたい方も大歓迎です。また、スポーツに興味がないけれども、身体や社会学に興味があるという方も大歓迎です。

教員の紹介

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