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2021年度第1回「covid-19感染拡大下の社会的養護経験者の実情とそれに基づく提言 - Youth-led Participatory Action Researchを通して -」

  • 終了しました
    研究と臨床のための交流会 子ども臨床研究部門
    10:00 ~ 12:00
    オンライン(ZOOM)
    専門職・実践者、学生等
    事前申込要

内容

日米の社会的養護経験者の若者とその活動をサポートするサポーティブ・アダルト(SA)から構成される
International Foster Care Alliance(IFCA)のユース・プロジェクトではcovid-19の感染が拡大する中で、社会的養護を経験した若者たちが様々な困難に直面している状況を鑑み,2020年5,6月にwebフォームを用いた実態調査を行いました。

その結果,社会的養護経験者は仕事や住まい,メンタルヘルス等の問題を抱えているとともに,社会的養護経験ゆえに必要なサポートが受けられていないという困難に直面していることが明らかになりました。

そこでプロジェクトチームでは、そうした調査結果をもとにユースの暮らしに必要な理解や制度についての提言を行いました。

交流会では、こうした調査の結果や提言の内容を社会的養護経験者の体験を交えながら紹介するとともに,Youth-led Participatory Action Research(YPAR)という当事者である若者が中心になって進める社会変革のための研究のありようについても紹介する予定です。

  • 話題提供
    ・社会的養護経験者
    (International Foster Care Allianceユース),
    ・井出智博
    (北海道大学,International Foster Care Allianceサポーティブ・アダルト)

    司会:岡田 智(北海道大学・教育学研究院)