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asakawa*edu.hokudai.ac.jp
*を@に置き換えてください。
教育学、教育社会学、生徒(生活)指導論、道徳教育論、学校社会学、生徒文化論、総合的な探究の時間の指導法
私はこれまで、現代日本における教育と労働の関係を、実証的な研究から考察してきた。具体的には、働く場所(職場)での労働と学習、IT関係の職業訓練・専門学校、そして高校生の自己意識・友人関係・将来展望の研究である。
そしてここ10年ほど北海道の様々な地域の中学校・高校と中学生・高校生を対象とした教育的な働きかけと「地域アイデンティティ」の関係について考察を進めている。理論的な考察も行っているが、実証的な研究に力点がある。そして、学校を取り巻く地域の環境、直接的には生徒の家族の問題として視野に入れるわけであるが、そこにとどまらず地域の主要な産業の若い担い手の問題も含めて考察するところに特徴がある。
これまで札幌市、釧路市、夕張市、オホーツク海に面した興部町、西興部村、上川支庁の下川町、十勝市庁の大樹町をフィールドとして地域と学校の研究を行ってきた。学校種は中学校・高等学校、進路多様校から進学校まで幅広い。
他方で、現在進められている公教育の改変の中で重要な位置を占めているのが「特別の教科 道徳」の問題である。これをより広い中等教育の再編の文脈で考えるための「シティズンシップ教育」に関わる理論的・実践的検討も行っている。特に、「新聞づくり」を生かした「シティズンシップ教育」を「総合的な探究の時間」において構想していきたいと考えている。
地域社会のサバイバルと教育の課題、「新聞づくり」を生かした「シティズンシップ教育」、中等教育の再編
研究テーマに書いたので省略したい。
2014年4月 – 現在 北海道大学 大学院教育学研究院 教授
2007年4月 – 2014年3月 北海道大学(教育学研究院) 准教授
2004年8月 – 2007年3月 北海道大学(教育学研究科) 助教授
2000年4月 – 2004年7月 北海道大学大学院教育学研究科 助手
1993年3月 – 2000年3月 北海道大学教育学部 助手
日本教育学会、日本教育社会学会、労働社会学会、北海道教育学会
学部 学校社会学、生活指導論、道徳教育論、専門演習、教育基礎論調査実習
大学院 学校教育特論(生徒指導論)、学校教育特論(生徒文化論)