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専門分野

家族社会論

学部所属

-

学院所属

教育社会論講座

専門領域

家族社会学、ジェンダー社会学

研究テーマ

夫妻の役割分担と調整、家庭生活の営みにおけるジェンダー、ジェンダー家族の脆弱性

研究の内容を表すキーワード

家事育児、役割分担の調整、ペアデータ、家族の脆弱性

研究の詳細な内容

低年齢の子どもを持つ女性の就労が増えていく中、家庭における家事育児分担はこれまで以上に課題となります。一般的に平等度が高いと思われる「共働き」家庭でも、伝統的な性別分業に規定されない平等な役割関係を形成しているのは、子どものいない夫妻のみと、従来の研究が示しています。

私の研究は、子どもの誕生と成長を夫婦がともに経験していくなかで、共働き夫婦の家事育児分担・調整に何が起こるかを実証的に解明することです。調査は東アジアを中心に、夫婦双方を対象に行います。夫婦関係を権力の観点から分析し、コロナの感染拡大など「予期せぬ出来事」を通して家族の脆弱性を検討しています。

研究の関心は「家事育児の性格の検討」「柔軟に調整できる家事育児分担の在り方」「家族の形と機能」「ジェンダーとケア」などにあります。少子高齢化や「家族の崩壊」、役割分担のジェンダー不平等といった課題が見えてきた中、家族をめぐるポリティクスを問い、打開策を考えようとしています。

略歴

2017年 北海道大学 大学院教育学院(修士課程)修了
2020年 同(博士課程)修了
2020年 北海道大学 大学院教育学研究院 研究員
2021年 名古屋大学ジェンダーダイバシティセンター 研究員
2022年 北海道大学 創成研究機構│大学院教育学研究院 特任助教

主な研究業績

  • 孫詩彧(2021)「夫妻の役割分担はなぜ調整しにくいか?予期せぬ出来事をめぐる夫と妻の捉え方に着目して」『生協総研賞助成事業研究論文集』:14-29
  • 孫詩彧(2021)「育児期共働き夫妻の役割関係:家庭役割が妻に偏るカップルの調整プロセスにみる」『教育学研究院紀要』139:111-124
  • 孫詩彧(2020)「家事育児分担に関する夫妻間の調整可能性:育児休業に着目した分析」『教育学研究院紀要』137:171-191
  • 孫詩彧(2020)「从夫妻权力关系视角分析家务育儿分工:以中国城市双职工家庭为例(夫妻の権力関係から見る家事育児分担:中国都市部の共働き家庭を例にして)」『中国婦女研究』:157-172
  • 孫詩彧(2019)「家事育児の分担に見る夫と妻の権力経験:育児期の共働き家庭の事例を用いて」『家族社会学研究』第31巻第2号:109-122
  • 孫詩彧(2017) 「夫妻の権力関係:権力の過程に焦点をあてて」『教育学研究院紀要』第129号:1—15
  • 孫詩彧(2017) 「育児期における共働き夫妻の役割遂行効果:質的ペアデータで見られたこと」『教育福祉研究』第22号:43-51
  • 孫詩彧(2016)「女性の分業意識と男性の家事・育児」『教育福祉研究』第21号:93-105

所属学会

家族社会学会
関西社会学会
比較家族史学会

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